怒りっぽい人は人生を損している
よく、居酒屋などで酔っ払ったサラリーマンが「今の政治は駄目だ」「会社の上司が無能だ、使えない」等という愚痴を言ったりしている姿は想像に難くないですよね。
でも、そんな愚痴ばかり言っていては人生を損してしまうかもしれません。
そもそも物事には”変えられる事”と”変えられない事”が存在します。
変えられない事をうだうだと考えたり、憤って怒ったりする事が時間の無駄なのは少し考えたらわかりますよね。
さらに物事には”重要”か”重要でない”という区別が可能です。
重要でない事は気にする事はありませんので無視すれば良いだけですので、こういった対処は重要かつ変えられる事だけに着目していけば良いのです。
こうして考える事により、自身の怒りをコントロールしやすくなり、無駄な憤る・怒る時間を減らす事が可能になります。
アンガーコントロール・アンガーマネジメント(怒りの調整)という言葉を聞いたことがある人は耳にタコかも知れませんが、知らない人はアンガーマネジメントを身につける事により、人生の無駄を無くし有意義に使える時間を増やすことが出来るかも知れません。
怒鳴るな
怒鳴るという行為は、怒りを感じた事象に対し、反射的に行う感情的かつ反射的な反応です。
アンガーマネジメントにおいては、この反射をまず押さえることを推奨しています。
テレビなどで紹介されたこともあるので、聞いたことがある人もいるかも知れませんが、
衝動は6秒間我慢する
というものです。
怒りで反射的・衝動的に怒鳴ったりせずに、6秒間我慢することで冷静になるというマネジメントにおいて基本的な対処法となります。
さらに、この我慢している6秒間に先程の”重要かつ変えられる事”かどうかを判断することで、そもそも自分がその問題にたいしてどう対処すべきかを判断することが出来ます。
重要でない事や、変えられない事であれば、根本的に怒る必要すら無いと感じることが出来るかも知れません。
怒りという感情は決して気分の良いものではありませんし、怒りっぽい人の周りに居る人も良い気持ちになることは少ないでしょう。
もし自分が怒りっぽいなと感じている人は、アンガーマネジメントの初歩であるこの記事の内容を実践することで、その回数を減らすことが出来ると思います。
もっと色々な手法が知りたければ、アンガーコントロール関連の書籍が沢山出ているので、一冊ほど読んでみるのも良いでしょう。