本を読めば読むほど、普通の人から理解されなくなる
商売柄、人と色々な話をする機会がありますが、その中で働き方や稼ぎ方といった話になると、人と分かり合えない場面になることが多くあります。
「儲からないから、変えたい」「楽して稼ぎたい」など、正直な所筆者の言い方も悪いのですが、大抵の人の答えは「大変なのは当たり前」「楽して稼ぐなんて悪いこと」の様な答えが帰ってきます。
このブログでも何度か取り上げているテーマですが、楽して稼ぐ方法は本当にないのか?楽に稼ぐことは悪いことなのか?
私は”楽をする”という事に思考を巡らせる事は、人間の本質だとすら思っています。
人類は”面倒くさい”と思い”楽をする”方法を考え続けて来たことで、昨今の近代的な暮らしや便利なガジェットがあると思います。
例えば
- 歩くのが面倒だから車や電車で楽に移動をする
- 火を起こすのが面倒だからガスレンジで楽をする
- 辞書をひくのが面倒だから電子辞書やスマホで楽をする
あげたらキリがありませんが、これらは悪いことでしょうか?
一人で店を切り盛りするのは大変なので、人を雇って店主が楽をする事は悪でしょうか?
筆者にとってお金と時間は同意義です。
ですので、時間効率が良い稼ぎや儲けを考えるのは商売人として当然の事と考えていますが、他人とこういった話になると95%位の確率で理解されません。
働いても少しのお金しか貰えないのは当然だ。
楽に稼ぐ方法など無い。
大抵そんな将来性や、発展性の無い答えばかりが帰ってきます。
ビジネス関係の書籍で、知識や考え方を知れば知るほど、この溝が深くなっていく様な気がします。
ですが人と意見が合わなければ合わないほど、自身の正当性を証明してみようと奮起する自分がいるのも事実であり、多くの人が実践していない事だと感じる事こそ、挑戦してみる価値があるようにも思います。
多くの人にとって、低賃金で人の考えた仕組みの中で働くこと当たり前で、それが日本では美徳とされる事すらあります。
しかし、実際に多くを稼ぐ人もいれば、少なく稼ぐ人もいて、働かずに収入を得ている人がいるのも事実なのです。
それらの人達はほんの一握りだと思うかも知れませんが、そうして諦めてしまえば試合終了です。
その一握りに自分がなれる方法を探し、チャレンジしてみる事は悪ではありませんし、その一握りになれる可能性がそこに生まれてくると考えています。
なろうと思わなければ絶対になれませんし、なるための行動が伴わなければ絶対になりえないという事です。
要するに、人から理解される必要は無く、自分が信じた道を自分で切り開き、成功したり失敗したりし、もっと人から理解されない人間になってしまえば良いのではないでしょうか。