商売においてコロナの影響を気にする必要は無い
どうしても商売と社会情勢は切っても切り離せない。
筆者は個人事業主なので、同じ様な立場の人たちと情報交換する機会が多いのだが、その中で多いセリフは「コロナが収まってくれればいい」といった意見だ。
だが私の意見としてこれはナンセンスだ
もちろんコロナの影響は商売上どうしてもある。
特に飲食・観光またそれに関連する事業は顕著だ。
しかし「コロナが収まれば・・・」という考え方は、その後に続くセリフはこうだ
「前のような元の売上に戻るはず」
確かにその通り、分かりきった事だ。
だがそんな事を望んでどうなる?コロナやコロナに過剰反応する人たちをコントロール出来ないかと考えた所で、それは無理な相談である。
コロナの影響などどうでもいいのだ、結局は何らかの原因で売上が落ちることはあるし、今回はその影響が大きかっただけの話なのだ。
社会や常識の変化に対応できない事業は遅かれ早かれ潰れる、それが早いか遅いかだけの違いでしか無い。
インターネットとモバイル端末の普及と進化、これによってダメになってしまった事業はいくつもあるだろう。
例えば本屋だ、老舗の書店の閉店が相次いでいる。
本はネット通販でいつでも買えるし電子書籍の存在が大きい、書店を構えていてもコストばかりがかさみ利益が減少したことが原因だろう。
これを「インターネットさえなければ」と考えることに意味があるだろうか。
同じ事例だとは言わないが、自分でコントロール出来得ない物事を気にしたり、その情勢次第に自分の事業の運命を託す事は宜しくないよねって話だ。
つまりコロナの影響を気にするのではなく、この状況下で何が出来るのか、何をすれば売上が伸びるのか、そういった自身がコントロール出来る部分で売上や生活を向上させる、といった考え方をした方が建設的である。