ひろし店長のススメ

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AIでショート小説作成、プロンプトと出力例

今回はひろし店長のチャンネル”AI朗読ストーリー’s”で実際に使用したストーリーの作成で使用したプロンプトを紹介します。

プロンプトとは直訳で「動作を促すもの」となり、ChatGPTなどのAIに出す指示書のようなものです。

まだまだ改善点はあるかと思いますが、参考までにどうぞ。

 

 

 

実際に入力したプロンプト

 

【質問文】ショートショート小説作成。

【役割】あなたはプロの小説家です。

【ジャンル】スカッとする話

【主人公】アイ,15歳,女子校生,

【舞台】学校

条件】起承転結を意識し、4章構成にすること

【目的】読者を驚かせること、怖いテイスト

【プロットポイント】物語の展開に「死ぬまでにやりたいことリスト」を作ることになった主人公、書いたことが次々に実現していくという不思議な現象が起き始め、最後には「宇宙に行きたい」という願望まで叶えられるが、地球には戻ってこられなくなるというシナリオ

【文体】親しみやすいトーンでセリフを交えつつ作成。また同じ言葉やセリフが続く場合は説明や改行をすること。

【出力フォーマット】3000文字程度。

 

AIから出力され、若干修正したもの(ほぼ原文)

 

アイは、自分の人生に満足していなかった。毎日同じように学校に行き、勉強に追われ、友達ともあまり話さない。
楽しいことは何もないと思っていた。そんなある日、担任の先生がクラスに言った。

「今日は、特別な宿題を出します。それは、『死ぬまでにやりたいことリスト』を作ることです。自分が本当にやりたいことを10個書いてください。どんなことでも構いません。明日までに提出してください」

アイは、先生の言葉に興味を持たなかった。自分がやりたいことなんて、何もないと思っていたからだ。でも、宿題はやらなければならないと思い、適当にリストを作った。その中には、こんなことが書かれていた。

海外旅行に行く
有名な俳優とデートする
ロックバンドのライブに行く
ベストセラーの小説を書く
チョコレートケーキを食べ放題する
パリのエッフェル塔に登る
宝くじに当たる
美容整形をする
宇宙に行く
幸せになる
アイは、このリストを見ても何も感じなかった。ただ、先生に渡せばいいと思っていた。そして、翌日、リストを提出した。

アイは、自分の人生が変わり始めたことに気づかなかった。
実は、彼女が作ったリストは、不思議な力を持っていたのだ。彼女が書いたことが、次々に実現していくという現象が起き始めたのだ。

まず、海外旅行に行くという願望が叶った。
学校の修学旅行で、アイはヨーロッパに行くことになった。彼女は、パリやロンドンやローマなどの有名な都市を見て回った。そして、パリのエッフェル塔にも登った。彼女は、高いところから見下ろす景色に感動した。これは、リストの二つ目の願望も叶えたことになる。

次に、有名な俳優とデートするという願望が叶った。
アイは、ホテルのロビーで、たまたま彼女の好きな俳優に出会った。彼は、彼女に声をかけて、一緒に食事に行こうと誘った。彼女は、信じられないと思いながらも、彼の誘いに応じた。そして、彼と楽しい時間を過ごした。これは、リストの三つ目の願望も叶えたことになる。

さらに、ロックバンドのライブに行くという願望が叶った。
アイは、旅行先のロンドンで、偶然にも彼女の好きなバンドのコンサートが開催されていることを知った。彼女は、チケットを手に入れて、ライブに参加した。彼女は、バンドの迫力ある演奏と歌に酔いしれた。これは、リストの四つ目の願望も叶えたことになる。

そして、ベストセラーの小説を書くという願望が叶った。
アイは、旅行中に書いた日記を、帰国後に出版社に送った。すると、出版社から連絡が来て、彼女の日記を小説として出版したいと言われた。彼女は、驚きと喜びで承諾した。そして、彼女の小説は、大ヒットして、ベストセラーになった。これは、リストの五つ目の願望も叶えたことになる。

アイは、自分の人生が変わっていくことに気づき始めた。実は、彼女が作ったリストは、不思議な力を持っていたのだ。彼女が書いたことが、次々に実現していくという現象が続いていたのだ。

続いて、チョコレートケーキを食べ放題するという願望が叶った。
アイは、小説の出版記念パーティーに招待された。そこには、彼女の大好きなチョコレートケーキがたくさん用意されていた。彼女は、思う存分にケーキを食べた。これは、リストの六つ目の願望も叶えたことになる。

次に、宝くじに当たるという願望が叶った。
アイは、友達から宝くじをプレゼントされた。彼女は、その宝くじを忘れていたが、後で確認したら、なんと一等に当たっていた。彼女は、大金を手に入れた。これは、リストの七つ目の願望も叶えたことになる。

さらに、美容整形をするという願望が叶った。アイは、自分の顔にコンプレックスを持っていた。彼女は、宝くじで得たお金で、美容整形をすることにした。彼女は、自分の理想の顔になった。これは、リストの八つ目の願望も叶えたことになる。

そして、宇宙に行くという願望が叶った。アイは、小説のヒットで有名になった彼女は、宇宙旅行のチャンスを得た。
彼女は、ロケットに乗って、宇宙に向かった。
地球を離れて、無重力の感覚を味わい宇宙から地球を眺めた。
これは、リストの九つ目の願望も叶えたことになる。

警告音のなる宇宙用シャトルの中で、アイは自分の人生が終わっていくことに気づいた。
彼女が作ったリストは、不思議な力を持っていたのだ。
彼女が書いたことが、次々に実現していくという現象は、彼女の命と引き換えに起きていたのだ。

アイは満ち足りた気持ちで、幸せを感じていた。
リストの最期の願望も叶えたことになる。

 

まとめ

今回、使用したAIはBingAIです。

いかがでしたでしょうか?

いくつか無視された設定がある気がしますが、割りと読める話になっているかと思います。

 

うまくいかない時はChatGPTやGoogleを使ったりもしますが、割とBingAIで作るのが好きなのですが、BingAIはよく途中で応答をやめてしまう事が多く、センシティブな内容に対して厳しかったりするので、若干じゃじゃ馬です。

 

今回もBingAIは「最後まで小説を書くことが出来ません、手伝いだけです」と言って最後のツメだけなぜか書いてくれませんでしたので、自分で加筆しました。

 

私はこのプロンプトをテンプレートとして、使用していますがまだまだ改善の余地がありそうです。

あまり複雑な命令は応答を停止してしまったり、逆にシンプルにしすぎると陳腐な出力になってしまったりします。

 

AIの進化も凄まじいのですが、使う人間の方もどんどんアップデートしていかないと、これからの時代に取り残されてしまいそうです。

 

何か良い方法などをお持ちの方は、ぜひ教えて下さいね。