ひろし店長のススメ

ほんの少しでもいい、誰かの役に立つブログを

自作PCを作るメリット~なぜパソコンを自作する必要があるのか~

f:id:hiroshi-tentyo:20200520101404j:plain

パソコンを自作するメリットは、自由にLEDで光らす事ができる

なんてそんな理由では無い。

自分好みに見た目を決められる事も十分自作する理由になる人もいるだろうが、パソコン選びでの悩みで多く聞こえてくるのはやはりスペック面だろう。

 

価格面でもパーツ選定によってはBTOより安くなる場面もあるだろうが、これに関してはサポートや相性問題・初期不良問題を考慮すれば誤差といえる価格差だろう。

筆者も自作PCを作る前に、BTOの安さやショップで動作確認をしてくれた出来合いのパソコンを購入する方向で考えていた。

 

だが、BTOでパソコンを選んでいると気になるのはスペック

特に気になったのはCPUなのだが、Intel製が幅を効かせRyzenは申し訳程度のラインナップしか無かった。

現在AMDのCPUシェアは70%近くまで浮上しているので、筆者が調べたときは時期的な問題もあったのかもしれない。

Ryzen搭載の物も勿論あったしその中から選べば良かったのかも知れないが、選択肢が少なく組み合わせも限られていたのがどうしても気に入らなかった。

 

結論としてRyzenを搭載したかった筆者は、理想の組み合わせを実現するために自作PCを作成することにした。

 

f:id:hiroshi-tentyo:20200507151859j:plain

 

自作PCBTOではありえない組み合わせも可能だ。

例えばBTOの場合ハイスペックなCPU搭載型には、GPUもハイスペックな物が選択される傾向があるが、FHDの動画編集用途であればそこまでハイスペックなGPUでなくても良いのに。といった葛藤が生まれたりする。

 

BTOでもクリエイター向けPCとしてハイエンドCPU+ローエンドGPUの選択が出来るものもあるが、今度はローエンドすぎるのもなんだか納得がいかなかったりする。

徹底的に探せば理想の組み合わせが見つかったのかも知れないが、筆者は途中でそれが面倒になってしまった。

 

また別の理由として、CPU戦争はRyzenが性能でも価格でも圧勝状態であるにも関わらず、BTOでは未だにIntel Coreシリーズ搭載PCをメインに据えている事自体が信用できないと思ってしまった所もある。

顧客の事を考えれば、より最適な構成やパーツを提示するべき所を、Intelのネームバリューで物を売ろうという根性が気に入らない。

もちろん選ぶのは客だし、Intelがそこまで悪いという話でも無いし実際に最大クロックの面ではCoreシリーズが有利な場面もあるが、最適な提案ではないことは確かだ。

 

BTOショップは、商売なので「スペックとして最適な提案」をすることより「商品が売れる提案」をすることに注力されるのは仕方のない事ではあるし、そこは否定もしない。

客側がイメージだけでIntelを選んでしまうってだけの話。

 

値段もそうだが、理想の組み合わせやパーツ選定

光らせる・光らせたくない、細かく突き詰めていくと結局は自作PCという選択に自然となってしまうのがパソコンを自作する必要性と言うことになる。

 

逆に自作が面倒だったり、さほどパーツの知識やこだわりが無ければ既製品を買ったほうが良いって事だ。