コロナ「夜の街」と言い過ぎ
東京で今日の感染者が100人・200人オーバーです
ヤバイデスヤバイデス。
「夜の街」の人からまた感染者がでました、許すまじ。
毎日毎日よく飽きずにこんなことばかり報道できるものだと逆に感心する。
こんな印象操作に騙される人は多くないだろうと思っていたが、実際はこの様な偏った報道に流される人が多いのが現実で、効果があるからメディアも続けているのだと思う。
オレオレ詐欺だって今では有名な手口なのに、いまだに騙される人が跡を絶たないのと同じだ。
・本当に”夜の街のせい”なのか
濃厚接触と言われればその通りとしか言いようが無いのは事実だが、夜の街のせいだとは一概には言えない。
そもそも夜の街にウィルスを持ち込んでいるのは”昼の街”の住人だ、夜も昼も時系列で繋がっているので当然といえば当然なのだが、あたかも夜の街が原因で感染が拡大している様な印象を与えるような印象操作も甚だしい報道ばかりなのがこの認識の原因だろう。
また夜の街で働く人達が感染していた場合「給付金」が出る制度まであるのだが、これは一見「感染して働けない人への救済」に見えるが、実際は夜の人達が金欲しさに検査に行くことが容易に想像出来る事から「夜の街の感染者数」を増やす目的があるのではないかと邪推してしまう様な制度である。
昼夜関係なく、感染が確認されたらしばらく仕事は休まなくてはいけなくなるので経済的条件は殆ど同じはずなので、この制度自体なにか不自然さを感じる。
・本当に感染者は増えているのか
今日は100人・今日は200人と毎日飽きずに報道されていて、またその数字自体は嘘ではないのだろう。
しかし、検査している数はどうだろうか?
分母が明らかにされていない感染確認者数の絶対値だけ言われても、データとして不十分であるし、意味の無い数字だと言わざるを得ない。
仮に自粛前が
1000人検査した中の100人から陽性反応
があったとした場合と
自粛解除後
10000人検査した中の100人から陽性反応
だったとした場合。
これは極端な例ではあるが、実際分母である検査している数は緊急事態宣言前より現在の方が増えていると思われるので、あながち的外れな例でもないだろう。
前者であれば1/10の感染率だが、後者であれば1/100の感染率だ、これは相対的にみて同じ100人だったとしても感染は縮小しているというデータになるのだが、絶対数の感染者100人オーバーとばかり報道している現状では実態がつかめない。
ここまで報道が印象操作を行い悪事を働いているかのように書いたが、実際問題として視聴側の質の低さが一番の問題である。
なにかの本で書かれていたのだが、マスメディアは「バカでも分かるように噛み砕いた内容」で報道するようになっているのだそうだ、情報弱者でも分かるようにしないと視聴率に繋がらないという地盤がこれら情報操作も甚だしい報道の現状を作り出している原因となっているのは否定できない。
YouTubeのサムネと同じで「分かりやすく人が食いつきやすい餌をぶら下げて釣る」という点は動画と大差ない気もする。
また大企業の思惑が関与している可能性も捨てきれない。
Youtubeもある種同じだが、テレビというものはスポンサーありきのビジネスなので大口スポンサーである大手企業の思惑に左右される場面は往々にしてある。
「コロナコロナ言われると商売できないから報道するな」とまでは言えないだろうが、仮にJRが大口スポンサーだったとして「満員電車が感染拡大の一番の原因だ」などと報道できるだろうか?
下手をすれば何十億ものスポンサーを失いかねない。
こういった大口スポンサー・大手企業の思惑がメディアの報道に少なからず影響を与えている事は事実として頭の片隅にでも覚えておいてほしい。
そうすれば少しは事実がどこにあるのか、実際はどうなのだろうかと考える余地が生まれ冷静な判断が出来るようになるだろう。