第十世代CoreシリーズはRyzenに惨敗・Intel Core/AMD Ryzen比較
すでに2020年5月に販売開始されている第10世代Intel Core シリーズ
Core i9-10900K | 10コア | 20スレッド | 3.7GHz | 5.3GHz | 125W | 7万2000円前後 |
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Core i7-10700K | 8コア | 16スレッド | 3.8GHz | 5.1GHz | 125W | 5万6000円前後 |
Core i5-10400 | 6コア | 12スレッド | 2.9GHz | 4.3GHz | 65W | 2万6000円前後 |
Ryzen9-3950X | 16コア | 32スレッド | 3.5GHz | 4.7GHz | 105W | 8万9000円前後 |
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Ryzen9-3900X | 12コア | 24スレッド | 3.8GHz | 4.6GHz | 105W | 5万5000円前後 |
Ryzen7-3800X | 8コア | 16スレッド | 3.9GHz | 4.5GHz | 105W | 4万3000円前後 |
Ryzen7-3700X | 8コア | 16スレッド | 3.6GHz | 4.4GHz | 65W | 3万6000円前後 |
Ryzen5-3600X | 6コア | 12スレッド | 3.8GHz | 4.4GHz | 95W | 2万7000円前後 |
Ryzen5-3600 | 6コア | 12スレッド | 3.6GHz | 4.2GHz | 65W | 2万1000円前後 |
価格やコア/スレッド数がAMDコアの圧勝とも言える比較結果は見ての通り、TDPが低く抑えられていることも注目すべき点だ。
一応Intelのターボクロックが若干高めでAMDを上回っているが、特別な理由がない限りIntelのCPUを選ぶ利点は無い。
その特別な理由のひとつゲーム用途では、最大クロックの高いIntelの方が有利と言われているが、ゲームの殆どはGPUへの依存度が高くCPUのクロックが多少違った所でパフォーマンスに大きな影響があるかは疑問である。
またIntel CPUの方が安定しているなどと言う話も耳にするが、どの記事を見ても根拠が特に見当たらない。
事実、大昔のAMD製CPUが不安定な動作をした事はあるが、あまりにも古い話だ。
ディスってばかりでも何なのでIntel CPUの利点を上げるとしたら
thunderbolt3の存在だろう、簡単に言えば超高速なUSB端子で使えるPCIeと言った所。
しかし現状あまり使い道がなく、外付けGPU位しかあまり思いつかないが、一般ユーザーにとっては端子が同じことも有り混乱するだけの規格かも知れない。
また専用のケーブルが必要なことも注意すべき点だ。
余談ではあるがLinuxの生みの親であるリーナス・トーバルズ 氏が、メインマシンを新調し、トーバルズ氏にとって約15年ぶりとなるIntel CPU以外のマシン。採用したのは第3世代Ryzen Threadripper 3970Xとの事。