ホリエモン新党はまるでちんどん屋

ホリエモン新党の立花孝志氏は突飛な行動や政党の名前など、彼を嫌っているという人も多いだろう。

だがここではとりあえず好きとか嫌いとかは置いておいて、筆者は立花氏に対して一定のリスペクトを持っている。

良いか悪いかは別として、彼は世間の注目を集めるのが非常に上手い、

「NHKから国民を守る党」「ホリエモン新党」どちらも名前だけで興味をそそるフレーズとなっている。

さらにはニコニコ動画の人気配信者（ゆづか姫）を北区都議補選に投入

最近何かとニュースを騒がせている手越氏にも

「手越クン！　一緒に日本を変えていきましょう！」

などと呼びかけたとされています。

若い感性が政治に加わっていくことは大いに歓迎すべきですし

配信者やジャニーズアイドルなどは票を集められる有力候補となるでしょう。

しかし、肝心の政策やそれを実現出来るだけの力やバックボーンがあるかと言われれば些か疑問が残る。

綺羅びやかな有名立候補者を集めれば確かに注目や票も集まるだろうが、そればかりが悪目立ちして肝心の政策がどのようなものか印象に残っていない。

政治は当選しなければ始まらないので、まずはこういった奇策で票を集め当選を目指すのは最善策なのかも知れないが、いかんせんガチャガチャとしているだけの「ちんどん屋集団」に見えてしまうのもまた事実だろう。

その辺りを有権者がどの様に受け取るかも見ものだ。