エコバッグなんていらない、有料レジ袋を買う理由。
一気に畳めるエコバッグという事で以前紹介した手前、多少申し訳ない気持ちで記事を書いているが、エコバッグなんて結局いらないんじゃないかって事で少し書いていきたいと思う。
レジ袋廃止は本当に”エコ”なのか
エコは良いことだと無条件に受け入れられる傾向が強い魔法の言葉。
悪魔の囁き「エコロジー」
その実態本当にレジ袋を減らす事はエコなのだろうか?
包装資材メーカー「清水化学工業」(東京都足立区)は自社のウェブサイトで、「ポリ袋は実はエコ商材なんです」と訴える。
《ポリエチレンは理論上、発生するのは二酸化炭素と水、そして熱。ダイオキシンなどの有害物質は発生しない》
《ポリ袋は見かけほどゴミ問題にはならない。目に見えるごみの1%未満、自治体のごみのわずか0.4%》
《繰り返し使用のエコバッグより、都度使用ポリ袋は衛生的》
としている。
また、デンマークの政治学者でコペンハーゲン環境評価研究所の前所長であるビョルン・ロンボルグ氏は
「ポリ袋は海洋で浮かんでいるプラスチックの0.8%以下であり、全ての国がポリ袋を禁じたからといって、大きな差異は生まれない」と述べています。
大体の場合、環境問題が云々という話になると眉唾な情報ばかりで論理的な説明や立証がされていないことが多すぎるのだ。
二酸化炭素が地球温暖化に繋がるから車の排気を減らす等…、そもそも二酸化炭素は植物の呼吸原であり本当に悪なのだろうか?よく考えてみて欲しい。
車の排気を減らす事自体は悪いことではないと考えているので、それほど強くツッコミを入れるつもりは無いが、胡散臭い情報には踊らされたくは無いものだ。
エコバッグは面倒くさい
有料レジ袋を購入する一番の理由はこれだ。
一時期エコバッグ購入も考えていたがよくよく使っている様子を想像してみると
畳むのが面倒
持ち歩くのが面倒
衛生管理が面倒
この3面倒が思い浮かび購入をやめた。
畳む面倒は先に紹介した一瞬で畳めるエコバッグを使用すればある程度解決出来るだろうが、持ち歩く・衛生管理の問題は残ったままだ。
特に気になるのは衛生面である。
食品自体がポリで丁寧に包装されている事が殆どなので、それほど大きな問題ではないのだが、エコバッグがカビていたり、肉汁や水滴を吸って不衛生になった袋に食品を入れる行為はお世辞にも気持ちの良い物ではない。
有料レジ袋が安い
今まで無料で使えていたものが有料になってしまうのはやはり嫌な気持ちになるが、慣れてしまえばその違和感も特に無くなってきたように感じる。
一般的なエコバッグが1000円だとして、大き目レジ袋の相場が5円なので、200回以上使えばエコバッグの方が価格面でお得となるだろう。
しかし衛生面、耐久性を考慮すると200回使用したエコバッグの状態がどうなっているか不安な所である。
筆者の場合、使用後のレジ袋は生ゴミ用の袋として再利用したりするので価格以上の価値があることも追加しておこう。
そういえば自治体指定のゴミ袋ってポリ製でしたよね?
あれは元々有料だから別にいいって事なのかな、なんだか腑に落ちないが。
結論として消費税よりは全然ましな増税と思って、便利を取ることにしましたよってお話です。