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持家・借家どっちがいいの!?メリットデメリット

持ち家と借家、どちらがいいかという問題は、多くの人が悩むところです。
 一般的には、持ち家は資産になるというメリットがありますが、借家は住み替えがしやすいというメリットがあります。 
しかし、それだけではなく、生涯コストや税金、老後の住居費なども考慮する必要があります。 
ここでは、持ち家と借家のメリットとデメリットをあげた説明をします。 
結論としては、借家のほうがお得な場合が多いということになります。

 

 

~持ち家のメリットとデメリット~

持ち家のメリット

1.資産になる。


持ち家は自分の名義の不動産となります。特に一戸建ての場合は、土地の価値が下がらない限り、一定の資産価値を保ちます。
また、将来的に売却したり、賃貸に出したり、担保にしたりすることができます。

 

2.住宅ローンが終わると住居費が安くなる。


住宅ローンを完済すれば、その後の住居費は固定資産税や管理費などのみになります。これは、賃貸の家賃に比べてかなり安いです。特に老後になると、住居費の負担が軽くなるというメリットが大きくなります。

3.内装や設備を自由に変えられる。


持ち家は自分の好みに合わせて、壁紙や床材、キッチンやバスルームなどを変更したり、間取りを変えたりすることができます。これは、賃貸ではできないことです。

持ち家のデメリット

1.引っ越しがしにくい。


持ち家は一度購入すると、転勤や家族構成の変化などによって引っ越したいと思っても、売却や賃貸に出すのに時間や手間がかかります。
また、売却価格が購入価格より下がっている場合には、損失を出すことになります。

2.維持費や税金がかかる。


持ち家は、経年劣化や災害などによって、メンテナンスやリフォームが必要になります。これには、かなりの費用がかかります。
また、固定資産税や都市計画税などの税金も支払わなければなりません。これらの費用は、賃貸ではかからないものです。

3.リスクが高い。


持ち家は、不動産市場の変動や自然災害などによって、価値が下がったり、被害を受けたりする可能性があります。これには、保険や補助金などで対応できる場合もありますが、完全にカバーできるとは限りません。
また、住宅ローンの返済が困難になった場合には、差し押さえや競売のリスクもあります。

 

~借家のメリットとデメリット~

 

借家のメリット

1.引っ越しがしやすい。


借家は、契約期間が終われば、自由に引っ越すことができます。
また、契約期間中でも、解約金や違約金を支払えば、引っ越すことができます。これは、持ち家に比べてかなり身軽です。

2.住宅ローンや維持費がかからない。


借家は、家賃と共益費などのみを支払えばよく、住宅ローンや維持費はかかりません。
また、設備の故障や老朽化による修理費用も、大家さんが負担してくれます。これは、持ち家に比べてかなりお得です。

3.住居費をコントロールしやすい。


借家は、収入や家族構成などの変化に合わせて、家賃の安い物件や広さの適切な物件に住み替えることができます。これは、持ち家ではできないことです。

借家のデメリット

1.資産にならない。


借家は、いくら長く家賃を支払っても、自分の資産にはなりません。また、将来的に売却したり、賃貸に出したり、担保にしたりすることもできません。これは、持ち家に比べてかなり不利です。ただし、長期ローンを組んで返済後の家は、土地以外の資産価値がほぼゼロかマイナスとなります。

 

2.更新料や敷金がかかる。


借家は、契約期間が終わるたびに、更新料や敷金などの費用がかかります。
これらの費用は、家賃の1ヶ月分程度が相場ですが、これは、賃貸ではかからない費用です。
また、敷金は原則的に返還されますが、原状回復費用などで減額される場合もあります。

 

3.内装や設備を変えられない。


借家は、大家さんの許可がなければ、壁紙や床材、キッチンやバスルームなどを変更したり、間取りを変えたりすることができません。これは、持ち家に比べてかなり窮屈です。

 

~結論~

以上のように、持ち家と借家にはそれぞれメリットとデメリットがあります。 
どちらがいいかは、個人のライフスタイルや価値観によって異なりますが、生涯コストや老後の住居費を考えると、借家のほうがお得な場合が多いということになります。 なぜなら、以下のような理由があるからです。

 

持ち家は、住宅ローンや維持費、税金などでかなりの費用がかかります。これらの費用は、賃貸ではかからないものです。また、持ち家の価値は、不動産市場や自然災害などによって下がる可能性があります。これには、保険や補助金などで対応できる場合もありますが、完全にカバーできるとは限りません。

 

借家は、家賃と共益費などのみを支払えばよく、住宅ローンや維持費はかかりません。また、設備の故障や老朽化による修理費用も、大家さんが負担してくれます。これは、持ち家に比べてかなりお得です。さらに、借家は、収入や家族構成などの変化に合わせて、家賃の安い物件や広さの適切な物件に住み替えることができます。これは、持ち家ではできないことです。

 

持ち家は、住宅ローンが終わると住居費が安くなるというメリットがありますが、これは必ずしもそうとは限りません。なぜなら、住宅ローンの返済期間は、平均して35年にも及びます。


これは、人生の大半を住宅ローンの返済に費やすことを意味します
また、住宅ローンの返済中には、金利や保険料などの費用もかかります。
これらの費用は、借家の家賃よりも高くなる場合もあります。
さらに、住宅ローンの完済後も、固定資産税や管理費、メンテナンス費などの費用がかかります。
これらの費用は、借家の共益費よりも高くなる場合もあります。

 

借家は、資産にならないというデメリットがありますが、これは必ずしもそうとは限りません。なぜなら、借家に住むことで、住宅ローンや維持費などの費用を節約できます。
これにより、余ったお金を他の資産形成に使うことができます。
例えば、株式や投資信託、貯金などにお金を回すことができます。これらの資産は、持ち家の資産よりも増えやすい場合もあります。また、借家に住むことで、住居費をコントロールしやすくなります。
これにより、収入が減ったり、家族構成が変わったりした場合にも、住居費の負担を軽減できます。これは、持ち家ではできないことです。

 

以上のように、持ち家と借家を比較すると、借家のほうがお得な場合が多いということがわかります。
もちろん、持ち家には、自分の好きなように住めるという心理的なメリットもありますが、それだけで高いコストやリスクを払うのは、得策とは言えません。

借家に住むことで、お金や時間、自由度を節約できるということを考えると、借家のほうが賢い選択と言えるでしょう。