ひろし店長のススメ

ほんの少しでもいい、誰かの役に立つブログを

脱炭素はエコの為じゃない


f:id:hiroshi-tentyo:20201225224029j:image

2030年代までに、日本においてもガソリンだけで走る車の販売を停止し、電動車のみを新車販売するという目標がたてられた。

 

 しかし、実際の所二酸化炭素濃度(Co2濃度)が、地球温暖化に大きな影響を与えているのかは疑問である。

世間一般としては、二酸化炭素を減らそう!Co2は地球温暖化の原因だ!と騒がれているが、地球環境研究センター 気候変動リスク評価研究室長(現副センター長) 江守正多氏は2018年に「大気の0.04%に過ぎないCO2が大きな影響を与えているとは考えられない」と発言している。

 

そういった有識者の意見がありながらも、いまだに二酸化炭素の排出量を減らす動きには、エコ・環境とは違った観点で動いていると思うのが、自然な発想ではないだろうか。

 

では、二酸化炭素を減らす事、言い換えれば二酸化炭素を減らす活動をすることで、一体何が変わるのか?

ここで最初のガソリン車の販売停止が出てくるのだ。

ガソリン車の新車販売を停止・禁止する事は、新しい車への移行を促す活動とも言い換えられる。

またそれらを製造する工場についても、同様の意味があるだろう。

 

車の仕組みが大きく変わるという事は、その製造過程や製造機械も変わることなので、そういった所で、大きな工場機械を新しく導入したりしなくてはならないだろう。

 

車産業へ改革を促す事で、新たな消費や経済効果を生み出すことが、ひとつの大きな目的ではないかと予想している。

 

世界ではエコや環境といった問題に、強い関心を持つ人が多い一方で、その内容・具体的な知識については意外と雑だったりする。

環境に良いと謳ってさえいれば”実際に環境に良いかどうか”は、関係ないのかも知れない。