本格的な4K撮影が可能なドローン59,400円
高評価だったDJI Mavic Miniの後継機にあたる、DJI MINI 2。
最大の変更点は、4K/30pで動画撮影が可能になった点だ。
4k動画撮影のサンプル
本格的なドローンでの4K動画が可能な機体はそう多くない上に、価格も高価になりがちだが、本機は本体のみで購入した場合、59,400円と現実的な価格だ。
本体のみと言っても、最低限の装備は同封されているので安心して欲しい。
本体のみのセット内容
少し追加投資出来るなら、COMBOのセットも検討しても良いかも知れない。
本体のみと比べ保守部品やキャリーバッグなど、様々なパーツやアクセサリーが追加されたお得なセットとなっている
勿論、基本的な撮影機能や飛行機能は同じなので、どちらを買っても4K動画撮影は可能だ。
前モデルと比べて稼働時間が事実上、下がってしまっている点だけは注意が必要だ。
- Mavic Mini 18分(無風で12km/hの速度で飛行時に測定)
- DJI Mini 2 18分(無風で4.6m/sの速度で飛行時に測定)
- 一見同等の18分ではあるが、条件が違うのでミスリードを誘う表記となっている。
- 基本設計が同じな為か、バッテリー性能も同様なので、カメラの性能が良くなった分バッテリー持ちが悪くなり、結果的に連続稼働時間が事実上減ってしまっている。
それでも、この価格・サイズで4K動画が撮影出来るのは魅力的だろう。
安価とはいえ、5万円超なので入門機としては少々高い買い物であることは事実だが、このレベルで6万円以下と考えたら、安いとも言える。
対物センサー非搭載なので、障害物を自動で避けないので、操縦する際は何かぶつからないような場所で飛ばすことが望ましいだろう。
昨今ではドローンに対するルールや規制が複雑化してきているので、その辺りの確認も十分に行う必要もある。
機械的な入り口は広くなったが、人間のルールが人の邪魔をしているという、なんとも皮肉な話だ(笑)