#竹中平蔵つまみだせ 非正規が増えて何が悪い
最近また竹中平蔵氏に非難の声が高まってきてる、筆者も彼の事はあまり好きになれないが、提唱する政策に理があると思う部分も少なくない。
竹中氏は、今までの日本にはない斬新な政策をよく勉強し・日本に合う形で提唱しているように感じる。
竹中式ベーシックインカムには少々疑問を覚えるが・・・。
上記の記事では、非正規雇用が激増した事の戦犯が、竹中氏だと非難する声が高まっているとの事だが、そもそも非正規雇用の何が悪いのだろうか?
安定しないなどと揶揄されるが、その安定とはどの様な物なのだろうか?
一般市民の社会的なイメージとして、派遣などの非正規は印象が悪いのは解るが、正規社員であっても終身雇用などという形態は、もはや幻想に過ぎない。
そもそも、実績や実力に関係なく年功序列で給料が上がったり、終身雇用などというシステムは社会主義的・共産主義的で、昨今の資本主義が浸透した日本では、もはや時代遅れだと言わざるを得ない。
正規・非正規の問題は、それが社員か派遣かではなく、人の意識にあると思う。
この話になると”安定が~”などとすぐに言う人がいるが、正規社員だろうが首になるときはなるし、何かしらの原因で仕事が出来なくなれば、一気に収入が不安定になってしまうのは、非正規となんら変わりがない。
安定と言うと、大体は金銭の問題を思い浮かべると思うが、その場合の”安定する”とはどうゆうことか。
簡単に言ってしまえば”何もしなくても生活出来る位のお金が入る”事だ。
そんな状態になれるのはごく一部の人間だ、と思うかも知れないがそれは早計だ。
本当に安定した収入を得るために、何をすべきかを考えるのを止めて、行動しないだけの言い訳だと、個人的には思ってしまう。
失敗するかも、上手くいくわけがない、と考える人が多いが、人生にリスクは常に付いて回る。
そして、ある程度リスクを承知で何かに挑戦しなければ、現状を変える事は難しいだろう。
この話をすると長くなるので一冊本を紹介しておく。
下記の本を読めば、何が言いたいかはある程度、理解出来るかも知れない。
つまり何が言いたいかというと、
正規・非正規など実は関係なく、その仕事の先に何をして、どうなっているかが大事だと言うことだ。
非正規かどうかよりも、お金は所詮お金に過ぎず、色々な経験を積んで、魅力的な人間になることの方が大事なのではないだろうか?