「ビットコインには価値の裏付けがない」、じゃあ今使っているお金はどうなの？

最近また高騰し最高額を更新する勢いのあるビットコイン。

過去の暴落や高騰から、ビットコインってなんか怖いと思っている人も多いと思いますが、その中でも最も多い不安意見は「ビットコインには価値の裏付けがない」といったものです。

では逆に、今使用している日本円やドルはどの様な裏付けがあるというのでしょうか？

国が発行しているから安心ですか？

皆使っているから？

確かに、円などのお金は国が管理し価値を保証している面もありますが、

お金の価値とは「使っている皆で保証しあっている」という要因が”只の紙切れ”を”価値の有るお金”としています。

ではビットコインではどうでしょう。

暗号通貨でもお金と同じで、皆が欲しがれば価格は上がり、いらないと思う人が多ければ価格は下がります。

「円などのお金にそんな価格変動は無い」と思うかもしれませんが、実際には為替レートなども日々変動していますし、お金の価値も緩やかに変動しています。

極端な例で言えば、50年前の大卒初任給が大体1万円程度だと言われていますが、現在では20～30万円程度です。

ここ50年でお金の価値が20倍程度変動している事が解ると思います。

様々な要因が絡みますので、安易に20倍変動というのも少々乱暴ではありますが、お金の価値が変わっている事だけは確かです。

ビットコインの価格変動はもっと単純ですが、人がその価値を裏付けている点は変わりません。

仮想通貨・暗号通貨の振れ幅が大きいのは、まだ利用している人が少ないからというだけです。