準中型免許あるのに原付取得!?山梨で29歳男を逆ギレ逮捕
準中型運転免許を持っているにもかかわらず原付免許を取得したとして、山梨県警韮崎署は9日、道交法違反(免許証不正取得)の疑いで甲府市住吉、アルバイト、外山義哲容疑者(29)を逮捕した。
逮捕容疑は、神奈川県公安委員会から準中型免許を交付されているにもかかわらず、新たに8月5日に山梨県公安委から原付免許の交付を受けたとしている。
外山容疑者は改名をしていたが、その際に氏名変更手続きをしておらず、公安委員会は二重交付に気づかず、容疑者が自己を起こした際に免許を提示した時に判明した。
二重で申請した事にも問題があるが、気づかず交付した公安側にも責任があるのではないだろうか?
悪用しようとして逮捕された訳でも無いので、自分たちで交付しておいて逮捕するというこの自体、警察の逆ギレにも見える。
容疑者は「不正取得したことは間違いない」と警察の調査で話しているそうだが、警察の調書作成は都合よく作ろうと誘導する傾向があるので、本当の所は分からない。
また、準中型免許があれば原付きは運転できるのだが、なぜ原付き免許を申請したのかなどの理由は明らかになっていない。
繰り返しにはなるが、交付した公安委員会側の責任もあると思うので、容疑者ばかりを攻めて有耶無耶にして欲しくない問題だと考えている。
こうした公文書の偽造や、多重交付が簡単に可能なシステム自体に問題意識を向けるべきだ。