ホリエモン”信者”だからと切り捨てるのは早計
「今までいろんなところにクレームを付けたんだけど、みんなが寄ってたかって支持者が行くわけ。その構図は知ってるんだよ、この人は。堀江君はやりすぎだと思う」と批判した。
東国原自身も、堀江氏が元日産自動車会長のカルロス・ゴーン被告の国外逃亡を称賛したことに反対意見を示したところ、堀江氏の支持者から猛反発を受けたという。「僕は『あれは問題あるんじゃないか』と言ったら、ものすごかったですよ」と振り返り、「何か言って、堀江君が反対したら、“信者”たちが来るってことを彼は知ってる」と語った。
上記の本文は以下のリンクからどうぞ
筆者はホリエモンに関するニュースや出来事について度々記事を書いているし、比較的彼を好意的に見ているが、残念ながら”信者”ではない。
たまたま嗜好や思考が似ている部分があるから、取り上げて紹介しているだけだ。
こう言っても、お前も信者だなと決めつけられてしまう可能性はあるのだが、今回の問題はそういった決めつけや思い込みの部分に着目したいと思っている。
まず、マスクの着用有無についてだが、これに関してはホリエモン信者でなくとも疑問視している人たちは多くいるのではないだろうか。
疑問視しているからこそ、インフルエンサーである堀江氏の発言に乗っかっている可能性があり、信者だからと差別、ある種侮蔑の意味が込められた言葉で攻撃されている側面もある気がする。
「マスク着用は当たり前の常識だ」とする意見も分からなくは無いが、マスクをしっかりと着用している人たちも、本当は”面倒臭い””息苦しい”と感じている人たちは多いだろう。
それでも着用するのは世間の目を気にしての事であることが大抵だ。
筆者の個人的な意見ではあるが、コロナは新型インフルエンザが流行した程度の脅威レベルであって「マスク絶対着用!」「感染対策徹底!」「飲食店は営業するな!」などと過剰反応し過ぎだと思っている。
もちろん未知の病気に対して警戒・対策することは必要な事だが、やり過ぎも毒になりうるという話だ。
また上記リンク先の記事では、そのまんま東がカルロス・ゴーン逃亡の件にも触れているが、これに関しては殆どの人が逃亡=悪党、ゴーン=犯罪者と思っているだろう。
しかし一度思い込みを外して、”カルロス・ゴーンは本当に悪なのか?”という思考を冷静・客観的に見た場合、有罪・無罪どちらの可能性もある事に気づいてほしい。
この件での思い込みは”テレビが絶対に真実しか報道しない”という点と”検察が絶対的に正しい”という点だ。
どちらも人間がやっている以上間違いは起こるし、経済界や政治的な思惑なども影響してくる事を踏まえると、一概にカルロス・ゴーンが悪だと簡単に断定して、決めつけて議論するのは如何なものかと思う。
筆者は思考するのが好きだ。
ニュースや様々な出来事に対して、常に逆説的に考える癖がある。
陰謀論者では無いが、何らかの陰謀である可能性も一応可能性として考える。
ホリエモン信者だと決めつけて糾弾するのも、個人の趣味嗜好なので結構だが、そのまんま東やなんだかぽよの意見に流されている、またはそうした意見に誘導し流そうとしているそのまんま東も、そういったある種の”信者”を操っているという見方をすると行動や言動に大差無いと思うのだが、東国原本人は気づいているのだろうか。
分かりやすく言えば
「ホリエモンは信者をマスクや餃子店に悪意を誘導している」
「東国原は信者をホリエモンやその信者に悪意を誘導している」
という事だ。
そういった意図は本人達にはないと思うが、東国原が主張している事はつまりそういう事であり、そうした場合自身の発言もそのまんま東信者を煽っているという事だ。
なんだか分かりにくい文章になってしまっている自覚はあるので、そろそろ終わりにしたいと思う。
何事も、思い込みや決めつけは安易な判断を招きそれには危険も伴うので、思考をする際には常に客観的で逆説も考えて行きたいものだ。