ひろし店長のススメ

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我々は何の為に働いているのか、奴隷になっていませんか?

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皆さんは何の為に働いていますか?

 

家族のため

生活のため

遊ぶため

お金のため

 

これ以外にも様々な理由があるかと思いますが、何のために働いているかを本当に理解するためには、まずは世の中に今だに蔓延る階級制度から知る必要があります。

 

 

資本主義社会に蔓延る階級制度

法的に階級制度はありませんが、事実上の階級制度に縛られているのが実情です。

大きく分けると階級は支配階級と奴隷階級の2つです。

 

もう少し細かく分けると、労働者・自営業者・ビジネスオーナー・投資家の4階級だと考えられます。

気を悪くする方が多い事を承知で書くと、労働者が奴隷階級で、それ以外は支配階級です。

 

これがどうゆう事か、察しの良い方はお気づきかと思いますが、

ここでは収入の大小は関係ありません、収入だけでみたら労働者の方が自営業やビジネスオーナーより多い場合もあります、ではなぜ労働者が奴隷なのかを見ていきましょう。

 

労働者が奴隷な理由

 

労働者のキャッシュフローを見ると、まず会社の利益の為に働き、会社に利益の分前を徴収された後に給料が支払われ、さらにその総支給から国に税金を徴収され、残った数字が手取りの給料となります。

そしてその給料から食費や光熱費・交際費などを支払っていきます。

 

一方の自営業者・ビジネスオーナー・投資家の場合

収入を得た後に、事業売上から接待交際費や社員旅行・修繕費や雑費など、様々な必要経費を差し引きます、そして事業者がしこたま経費を使い目減りした金額からやっと税金が差し引かれます。

 

ほんの些細な違いに見えるかも知れませんが、労働者と比べた場合に収入からお金を取っていく流れが圧倒的に少ない事が解ると思います。

特に税金の流れは重要で、収入が多いほど差し引かれる税金も多くなるのは周知の事実ですが、労働者と事業者の最大の違いは・・・

 

労働者は税金を引かれた後にお金を使う

事業者はお金を使った後に税金を引かれる

 

ということです。

仮に収入が同じだった場合でも、労働者より事業者側の方が裕福な暮らしになるのは、このキャッシュフローの違いからなのです。

 

本当に目的の為に働けていますか?

もう一度問います。

あなたは何のために、誰のために働いていますか?

 

家族のため

生活のため

遊ぶため

お金のため

会社のため

国のため

他人の利益のため

 

家族・生活・遊興なんにしてもお金が必要ではありますが、お金のために働いているつもりが他人の利益の為に働かされていては面白くありません。

 

ただ、雇われた労働者と一口に言っても必要不可欠な職業が多く存在します。

医療関係者、弁護士、保健所、役所、職人、土木、大工、内装、飲食業従事者などなど・・・。

すべての職業に意味があり感謝を忘れてはいけませんが、この記事を読んでいる貴方がもし、自身の職業が持つ社会的意義に誇りがあるわけでもなく”お金”を得るためだけに仕方なく働いているのであれば、他人の利益の為に働く意味は無いかも知れません。

 

支配階級はお金を働かせる

これも労働者と大きく違う点ですが

 

労働者は使うためにお金を稼ぐ

事業者は稼ぐ為にお金を使う

 

多くの労働者の場合、働いて稼いだお金は生活費や遊興費に使い、余裕があれば貯蓄を考えます。

 

しかし、事業者は得たお金を事業拡大・投資・人件費などに充てます、これらはすべて収入を増やす為にお金を使っている流れとなります。

そして、増えてこぼれ落ちた利益の一部を娯楽などに使うのです。

 

生活を豊かにすることは大事です。

家電や車、マイホームなど、欲しいものは沢山あるでしょう。

筆者も欲しいと思う物は沢山あります、しかしそれは貴方に利益をもたらしてくれる買い物でしょうか?

 

老後、貯金が2000万必要などと言われていますが、貯金が2000万あれば裕福と言えるでしょうか?

 

絶対に裕福になれる方法などありませんし、お金持ちになりたければ自分で考え行動するしかありませんが、考え方や物事の見方を変えるだけでも何かのチャンスを掴むキッカケにはなるかも知れません。

 

貴方が本当はどうなりたいのか、何のために働いているのかを見つめ直してみるのも良いかも知れません。