好きアピール・好きバレはするな
片思いの状態や、両思いかどうか解らない状態に置かれると、高まる気持ちで「好き好き」アピールをしたくなることありますよね。
気持ちは分かりますが、これは恋愛ベタ・モテない男女の特徴だったりします。
恋愛系の相談を受ける事がよくあるのですが、大抵人に恋愛相談する様なタイプの人は恋愛ベタです。
そういった相談を受けた場合「どれだけ好きかをどう伝えたらいいのか?」とか「毎日ラインするようにしてます!」とか、もう好きバレどころか告白しちゃってるのと同等の人が多い事に驚きます。
どれだけ好きか・どうやったらこの気持が伝わるのか、そんな事を気にする人が多い中、好きアピール・好きバレしてしまうと恋愛の上では不利に働く事がほとんどです。
もちろんそれで上手くいく場合もありますが、それは既にお互いが好きあっている状態・両思いな状態であるか、相手がメンヘラの場合、他には遊び半分なんて事もあるでしょう。
好きバレすると何故ダメなのか
好きバレしようとする人は、好きだと知ってもらえればどうにかなるとでも思っているのでしょうか?
相手が自分の事が好きだと分かった場合、人はどういう思考になるかを考えたら、これがどれほどリスクの高い事か理解できると思います。
・こいつ好きなのバレバレだな、(恋愛)対象じゃないし距離を置こう
・悪くはないけど、この人で本当にいいのかな?もっといい人いるかも
・好いてくれるなら、じゃあ取り敢えずキープで(笑)
好意の返報性といった物もありますが、基本的には気持ち悪がられるか格下に見られて終わりなパターンがほとんどでしょう。
なにより恋愛で一番モヤモヤする時期というのは、対象の相手が自分のことをどう思っているか解らない期間です。
それは相手も同じで、分かりきっている結果にドキドキしたりモヤモヤしたりはしないものです。
好きアピールは付き合ってからでも遅くありませんので、モヤモヤしている期間を、恋愛で一番楽しい時期だと思って我慢してください。
正しい好意の伝え方
好きバレするな!とは言いましたが、ツンケンしてしまうのもNGです。
好意には正しく伝える方法があります。
・冗談めかして好意を伝える
冗談に交えてそれとなく伝えるのが一番無難でしょう。
あくまで軽く「あれ?この人もしかして俺・私の事好きなのかな?」程度に伝わるのがベストです。
本気かただの冗談か解らなければ、気持ち悪がられる危険性も少なくなりますし、何より好意を意識させることにより、先程話した恋愛のモヤモヤやドキドキが作られていく可能性が出てきます。
元々恋愛対象として見られていなかった場合、冗談で伝えた時の反応である程度察しがつくので、諦めて次の恋に進むかタイミングを改めましょう。
・特別扱いをする
これも極端にやりすぎてしまうとバレバレになってしまうので、程度をわきまえる必要がありますが、ちょっと相手を特別扱いすることで、それとなく好意を伝える事が出来ます。
この特別扱いは、相手からしてみたら”自分だけが特別なのか、みんなにそうなのか解らない”といった状態を作ることが可能です。
・困っていたら助けてあげる
相手の状況に依る部分が大きいので実践しようにもタイミングが難しいですが、困っている時に助けて貰ったら、その相手を特別な存在として認識する事は間違いないでしょう。
恋愛の研究でも、一番トキメクのは”困っている時に助けられた”というのが一位でした。
このことからも解るように、自分が本当に困っている時や落ち込んでいる時に助けてくれた相手であれば、好きになる可能性はグンッとあがるでしょう。
ですが困っていない相手に対して「何か困ってる事はない?」とか聞いてしまうのはやめましょう。
好きバレ以前に下心を見透かされてしまいます。
あくまで相手が落ち込んでいたり困っているタイミングで助ける事で、初めて効果のある方法ですので、何かあった時にいつでも話を聞いてあげたり助けてあげられる準備をしておいてください。
・最後に
これらが有効かどうかは相手の性格や、お互いの関係性で変わってきます。
その状況も日によって変わってしまう事も多々有ることですので、状況を見ながら微調整していく事が大事となってきます。
好きバレしない事に注意を払いすぎて、恋愛のタイミングを逃してしまう可能性もありますので、イケると思ったら告白なり明確に好意を示す等してきちんとアタックして下さい。