ひろし店長のススメ

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優秀でも劣等でも叩かれる国、日本。

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優秀すぎればやっかまれ疎まれる。

しかし、劣等者であると馬鹿にされ蔑まれる。

 

本の学校や会社では平凡な人間が他者からの攻撃を受けることも無く、またそれが人間関係を良好にしていると評価され昇進したりする。

そんな会社ばかりでは無いと思うが、同一労働や同一学習、とにかく平凡で有ることを好む日本はその傾向が強い。

 

海外では一般的な優秀な学生が飛び級する制度も日本には無い

逆に、劣等生であっても義務教育中は落第点だろうが昇級する

正直、教育・学問とは何なのだろうと考えてしまう。

 

多くの人が平凡を好むのであれば、優秀な人間はそれを装って上手く利用してやれば良いだけの話ではあるが、平凡にあわせて動いていると無駄が多くイノベーションや改革を進めたいと思った時にはどうしてもそれが障害となる場合もあるだろう。

 

世の中では劣等生とされる人間も、実は人とは違うというだけで迫害されている場合も多く散見される。

人と違うというのは悪いことでは無く、安っぽい表現ではあるが個性だ。

こういった劣等生は人とは違う観点で物事を見てきているし、違う感性で物事を受け止めているので、新しい発見や発明・イノベーションを起こしたりする。

 

平均と違うからといって爪弾きにしたり、妬んだりして人の邪魔をする風潮では、海外から「日本ではイノベーションは起きない」と言われている現状も致し方ないだろう。

愚鈍な大多数の平凡人が、その基準からハズレた人達を叩く姿は衆愚性という言葉が似つかわしい。

 

こういった行動をやめて、広い視点で正しく評価するようになれれば平凡な人もある種「平凡ではない人」となるだろう。