ひろし店長のススメ

ほんの少しでもいい、誰かの役に立つブログを

やる気スイッチの押し方

f:id:hiroshi-tentyo:20200701084234j:plain

やる気が出ない。

 

もうちょっと休憩したらやろう。

 

どうやったらやる気が出るんだろう?

 

 

こんな風に考える人は少なく有りません。

今回はそんなやる気スイッチの押し方をお話します。

 

f:id:hiroshi-tentyo:20200701084912j:plain

 

やる気スイッチの押し方と題打ちましたが、

そもそもやる気スイッチなど存在しません

 

厳密に言えばあるかも知れませんが、やる気に満ちた瞬間や時期などはあったとしても、何かをしたらやる気スイッチが入るなんて事は無いのが事実です。

 

”やる気に満ちた活力がある瞬間や時期”とは、精神的また肉体的に健全な状態な時に訪れます。

恋人が出来たばかりとか、結婚が決まったばかりの瞬間、子供が出来て喜んでいる時など、精神的に「よし、頑張ろう!」と漠然と思うものです。

 

しかし、これは空元気に等しく”空やる気”のようなものかも知れません、漠然としたやる気は「仕事・家事。子育て頑張ろう」など様々ではありますが、具体的に何を頑張るのか実に曖昧です。

気持は満ちているものの行動に繋がらない、なんて事も多いのではないでしょうか。

 

では”やる気”を出すにはどうしたらいいのか

それは実際に行動する事です・

 

その行動する事が嫌だ、億劫だからやる気スイッチの押し方を知りたいんだよ!と思う方も居ると思いますが、先程言ったようにそんなスイッチは有りません。

存在しないスイッチを押すことに頭を悩ますよりもさっさと行動した方が得です。

 

また実際に行動し始めると、そこで初めて”やる気スイッチ”が入ります

 

皆さんも見に覚えがあると思いますが、

仕事に取り掛かるまでは、面倒だな・嫌だなと思っていても、いざ作業をし始めてから「面倒だから途中だけどやめよう」とは中々思わないはずです。

逆に「もうちょっとキリの良いところまでやっちゃおう」などど考えることのほうが多くありませんか?

 

つまり、やる気スイッチの押し方とは

 

実際にやる事

 

ただこれだけです。

 

やる前に入れるスイッチが無いと最初から分かっていれば

”行動し始めてしまえば自然とスイッチが入る”と理解できるので

実際に行動する前段階のやる気などに左右される必要はないのです。

 

脳科学的にも証明されており、側坐核からやる気をもたらす”ドーパミン”は「実際に行動を起こしている時」に活性化し分泌されます。

やる気を起こすために、やる気の出ない行動を起こさないといけないと言うのはなんとも皮肉な話である。

 

やる気を起こすためにさっさと行動しろ!

と言うだけでは流石に記事としてお粗末なのでドーパミンを増やす裏技も紹介しておこう。

 

自分に報酬を与える

人間はお金や自己への評価など「報酬に期待を感じて」動く時にドーパンミンが大量に分泌されるという研究結果があります。

 

しかし、こういった報酬は他者から得られる物なので必ずしも報酬がある作業ばかりでは無いのが現実です。

「これが終わったらおやつを食べよう」

「この作業が一段落したら見たかった映画を見よう」

など、簡単な自分で用意できるような報酬や目安でもドーパミン分泌は促されるとされています。

 

音楽を聞きながら作業する

カナダ・マギル大学の研究で

音楽はドーパミンを分泌させる効果があるという論文が発表されています。

 

好きな音楽を聞いて気分が高揚している時に身体活動が活性化し、ドーパミンが分泌されるといった結果が判明しました。

また好きな音楽を聞く前の状態でも「これから好きな音楽を聞く」というだけでも同様の結果が得られるとの事。

 

またクラシックを聞くことにより「難しい音楽を理解した」という報酬効果があるとして、クラシック音楽ドーパミン分泌に有効であるとの見解もあります。

 

瞑想

瞑想をする事でもドーパミンを放出する効果があります。

ここで瞑想のやり方は詳しく説明しませんが、簡単に言えば

「呼吸を整え心を無心にする」

この状態を数分間行うだけでも効果があります。

 

どこでも出来て、所要時間も短く簡単に試せるので実践してみてください。