ひろし店長のススメ

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日本-民主主義ってもう限界じゃね?

政治家の皆さんの多くは、

おそらく筆者よりも政治的知識が豊富で、高度な教育を受けた方々が殆だと思います。例外的に有名人などのカリスマ性で当選される方もいますが、それはそれで一種のスパイスになって良い事だと思います。

 

そんな優秀な集団である国会がなぜ弱腰外交や逆効果な労働改革・金のばら撒きなどといった愚策を打ち出し続けるのか?

 

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皆さんは衆愚性という言葉をご存知だろうか。

政治で言えば衆愚政治などと呼ばれるのだが、多くの愚かな人達による政治といった意味がある。

 

政治家が愚かだと言っている訳ではない。

民主主義とは言い換えれば国民の「多数決」で決まる政治なので、いくら政治家の頭が良くても多くの愚かな民に媚びる必要がある

 

お前ら皆馬鹿だなぁ、と侮蔑しているのでは無いことを誤解がないように理解して欲しい、ここで言う愚かな民とは「天才ではない普通の人」を指す。

民主主義は1票でも多ければ、多いほうが正義となるシステム故に、一部の天才が考えた政策が実現出来ないことが多々あるのだ。

 

天才が考えた素晴らしい政策なら「民主主義」でも認められ実現するはずだ、と考える人もいそうだが、全体の1%が天才だとして残り99%が凡人であった場合、その素晴らしさを99%の人達が理解できない可能性が高い。

 

国や国民にとって素晴らしい政策だったとしても、それは皮肉にも国や国民に苦難を強いる政策だったりするものだ。

そして改革には大きな変化が生じる、そういった変化に多くの人は難色を示す傾向が強い。

人は変化を嫌う生き物だし、変化には危険が付き纏うので動物的本能としてこれが間違っているとは一概には言えない危険回避行動である、また国民性的にも日本は比較的保守的な思想が根強いのも改革に踏み切れない要因となっているだろう。

 

ではどうしたら良いのか

極端な話「民主主義」の反対とも言える「独裁主義」はどうだろうか

 

「独裁主義」は一部の政党やリーダーが圧倒的な決定権を持ち、素早く政策を実現していける効率の良い仕組みだ。

しかし、一方でリーダーや政党が暴走したり、馬鹿な指導者がトップに立ってしまったりした場合にリカバリーが効かない。

 

独裁までいってしまうと流石に問題が多そうだが、今の日本の政権にはもっと決定権やリーダーシップを持たせる必要はあるように思う。

現在の政治を大まかな流れで言ってしまうと、国民投票で政治家を選び、その政治家が政策を考え、それを国会で審議し”また投票”で決定する。

 

最後の投票部分がまず無駄である、そもそも与党となった多数派である政党の案が多数決で勝つのは当然で、デキレースとすら言える。

そんな無駄な儀式が必要だろうか?

 

これは極論だが、野党が国会に出席する意味も無い。

決定権がないから文句をいって次の選挙のために国民の気を惹きたいだけのパフォーマンスで、政策を決定しようとする場では邪魔でしかない。

 

軽く問題点を挙げてみたが、これをもし改善するとなるとまた「愚者による投票」が始まる無限ループだ。

あれ?なんかもう革命でもしないと詰んでないかな?

過去のニュースでは見たことがある「学生運動」といった活動も今では影を薄め、日本国民に革命を起こすほどの気概は無いだろう。

というより、ある程度裕福な生活を過ごせているので革命するほどでは無いのだろう、貧困や格差が広がっていけば暴動や抗議活動なども活発になるかも知れない。

 

結局の所、政治が強すぎても世論が強すぎても駄目だって事かもしれない。

程よいバランスが見つかる事を期待しよう。