ゲーミングPCとクリエイターPCの違い
情報化社会が進み、動画や写真の加工
PCでの本格ゲームをプレイしてみたいなど
これからPCを購入しようと思っている方も居ると思います
PCを探すとゲーミングPCやクリエイティブPCなどと銘打ったPCを目にすることがあると思いますが、ゲーミングPCとクリエイティブPCって何が違うんだ?と疑問に思う方も多いハズ、今回はそんな疑問にサクッとお答えします。
見た目の違い
そんな事かよ!なんてツッコミがありそうですが、
ゲーミングPCは見た目がピカピカと光ったりゴテゴテした物が多いです、
光っていればゲーミングなんて風潮すらあります。
逆にクリエイター向けPCは落ち着いた外観の物が主流です
無駄な装飾はイラナイ、そんな職人肌に合ったビジュアル
ピカピカと光って喜ぶのはなんとなく子供っぽいなとは思うのですが
「ゲーミング」という事で子供っぽい感性の持ち主に受ける様に光らせて居るのではないかと予想します。
ちなみに私もゲームは好きですがピカピカ光るPCはあまり好きではありません。
性能の違い
実は性能に関して大差ありません。
ただし用途が違うのでクリエイター向けPCでは大量のデータを処理出来る様にメモリやCPUに重点を置き、
ゲーミングではメモリやCPUはそこまで高性能でなくてもGPUさえしっかりしていれば高画質なゲームがプレイ出来るといった傾向はあります。
ただし一口にゲーム用途・クリエイト用途といっても千差万別なので
実際に必要とされるスペックに応じて購入を検討したい所
本格的なクリエイター向けのPCではQuadroシリーズのGPUが搭載されている事がありますが、ゲーミングPCで主流のGeForceが搭載されている事も多いです。
QuadroとGeForceの違い
ではクリエイターPCならQuadroが良いのか?
と言われると一概にそうではありません。
QuadroはOpenGLに最適化されており、対応したソフトウェアであれば力を発揮しますが、そうでない場合はGeForceの方がコスパが良いです。
動画編集などの場合でも、OpenGLではなくCUDAやOpenCL対応のソフトが殆どなので、価格の高いQuadroをわざわざ選ぶ必要はないでしょう。
ただし発色能力には大きな差があります、QuadroではRGB各色10bit10億6433万色に対しGeForceではRGB各色8bit1677万色となっているため、本格的な映像処理をしたい場合はQuadroを選択した方がより高度な作業ができます。
CADをやりたいならQuadroを選ぶのが正解と言われています、CADは軽く触ったことがある程度なので詳しく無いのでCADに関する専門的な事は別のサイトを探して下さい。
ゲーミング視点で見るとQuadroでもゲームをすることは出来ますが、
先程も言ったようにQuadroは高価ですのでコスパが悪いです。
なのでゲーミング用途であれば間違いなくGeForceを選べば間違いありません。
ゲーミングPCとクリエイトPCの一番の違いはこのGPUの差かも知れませんが
用途に応じて選ぶGPUが変わるので、なんとも言えない所。
Quadro搭載PCは間違いなくクリエイターPCと言えそうですが、使用する人はかなり限定的なので、ここで線引するのはちょっと極端な気もします。
結論
各メーカーが独自に謳っているだけで、ゲーミングPCとクリエイターPCの明確な性能的違いはありません。
Quadro搭載の有無では明確に線引されますが、一概にそれだけの違いとも言い切れず、ゲーミングPCでも十分にクリエイターPCの役割を果たせる場面は多いですし、逆もまた同じことが言えます。
やっぱり一番の違いは光るか光らないかじゃないかな?(笑)
重要なのはゲーミングPCかクリエイトPCかではなく、使用用途に見合った性能・パーツを選ぶ事です。